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美人睡眠プロが教える「最高の寝室の作りかた」

睡眠特集

リラックスできる寝室が眠りを誘う

「春眠暁を覚えず」と詠われているように、春は睡眠に最適な季節。 睡眠を改善するためには睡眠環境が大切です。快眠を得るための寝室環境について 睡眠改善シニアインストラクターの内海裕子さんに伺いました。


 快適な睡眠のためには、何よりも生活習慣を整えることが一番大切なのは言うまでもありません。ところが最近は睡眠の状態が悪くなりすぎているがゆえに、寝具を新しく買い換えたらぐっすりと眠れるようになったという方もいらっしゃいます。特に3月は暖かい日も増え、湿度もほどよい状態が続くため、しっかりとした睡眠をとりやすく、新年度に向けて気分の切り替えをしやすい時期でもあります。この機会に寝室や寝具を整えて、睡眠改善をはじめてみてはいかがでしょうか。

寝室はリラックスできる空間に

 まずはご自分の寝室を見てみましょう。ゆったりと落ち着ける空間になっていますか? 壁紙やシーツに鮮やかな色柄のものは使っていないでしょうか。目に飛び込んでくるような強い色は、気分が落ち着きません。日本人ならほとんどの人が安らぎを感じる空間、和室をイメージしていただけると分かりやすいと思いますが、ベージュやペール系(淡い色合い)の緑やピンクなど、落ち着いた色でまとめるのがお勧めです。

 
 

睡眠を妨げない明かりを選ぶ

 青色の蛍光灯やLEDは覚醒を促します。同じLEDでもオレンジなど暖色系を選び、間接照明として使うようにします。目に直接光が入るテレビやスマートフォンを持ち込むのは避けましょう。光を調節するカーテン選びも重要です。外の光が気になって寝付きが悪いようでしたら遮光性の高いものを、寝覚めが悪い場合は、朝日の光を感じるくらい薄いものを選ぶとすっきり起きられます。 この季節は温度や湿度に気を遣う必要はありませんが、花粉症の方は、寝室に花粉を持ち込まないように工夫する必要があります。外に布団を干すのは諦め、布団乾燥機を利用したり、布団専用の掃除機や空気清浄機を使うのもお勧めです。自分にとって寝室が一番リラックスできる快適な空間になるように整えましょう。

 寝室の環境が整ったら、次は寝具です。朝起きたとき腰に痛みを感じたり、肩が凝っている場合は、敷き寝具と枕の買い換えを検討します。寒いとか暑いといった寝ている間の温度や重さが気になる場合は、掛け寝具が主な原因の一つです。