昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

連載THIS WEEK

コンドーム付き!
畑中葉子の『後から前から』が再発売

source : 週刊文春 2016年7月21日号

genre : エンタメ, 芸能, 音楽

『後から前から』Tシャツを着た畑中

 5月に畑中葉子(57)が出したアルバムに推薦文を書いた、お笑い芸人の玉袋筋太郎(49)が語る。

「畑中さんといえば、ひらひらのスカートをはいて歌っているイメージでしたが、そんな彼女がいきなり日活ロマンポルノに転向した時は衝撃的でした。それで歌のタイトルも『後から前から』でしょ。『後ろからもいけるんだ!』って衝撃を受けました(笑)」

 昭和歌謡『後から前から』が7月21日に7インチシングルで再発売される。

「畑中は高3だった78年1月に平尾昌晃とのデュエット『カナダからの手紙』で鮮烈なデビューを果たしました。でも、その翌年に結婚し、芸能界を引退。その後、1年も経たずに離婚し、芸能界に復帰した。日活ロマンポルノ『愛の白昼夢』に出演し、映画と同時期に発売した『後から前から』をヒットさせました」(ベテラン芸能記者)

 畑中はなぜ再ブレイクしているのか。畑中本人が語る。

「91年に再婚して、一男一女をもうけてからは子育て優先で芸能活動を休止していたんです。でも、子どもが大きくなったこともあり、10年に復帰しました。SNSの応援コメントなどを見ていると、私を応援してくれている人は『カナダからの手紙』じゃなく『後から前から』のファンの人が多いことに気づきました。そこで14年に自分でデザインした“後から前からTシャツ”を限定200枚で販売したら完売したんです」

 その後、『後から前から』を高く評価していたシンガーソングライターの遠藤賢司氏(69)が音楽レーベルに推薦してくれた縁で、今年5月、冒頭のアルバムを発売。売れ行き好調で、7月のシングル発売につながったという。

「“突き抜けましょう”ということで、『ガールズガード』(コンドーム)とティッシュもつけています(笑)」(同前)

 畑中は日活ロマンポルノ時代をこう振り返る。

「プライベートで飲んでいる場所で知らないお客さんから『ここで脱げよ』なんて言われて悔しい思いをしたこともありましたね。でも今は、あの時踏ん張ってよかったなって思います。息子も立て続けにリリースしている私を見て『キテるね』って応援してくれています(笑)」

 前のに続いて、後のもヒットするか。