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女優・波瑠にチャンス テレ朝刑事ものの後継者となれるか

元『セブンティーン』『non-no』専属モデル ©共同通信社

 春到来。4月開始の連ドラ「未解決の女 警視庁文書捜査官」(テレ朝系)に主演する波瑠(26)にも“波瑠到来”の好機が巡ってきている。

「警察ものに力を入れているテレ朝は、人気の『相棒』『科捜研の女』が終了する前に、新たにシリーズ化できる警察ドラマを作りたい。東山紀之(51)の『刑事7人』など健闘しているものもありますが、水谷豊(65)や沢口靖子(52)のようにドラマの核となる人気主人公を作るのが急務。そこで波瑠に白羽の矢が立った。『未解決の女』は『ドクターX』や木村拓哉(45)の『BG~身辺警護人~』と同じ木曜9時枠。テレ朝の波瑠に対する期待の高さの表れです」(芸能デスク)

 抜擢された波瑠にも期するところがあるという。

「15歳で女優デビューと経歴は長いが、NHK朝ドラのヒロインオーディションに3度落選。4度目で選ばれたのが15年の『あさが来た』。難しい役を好演して頭角を現し、その後は主役も含めコンスタントに出演していますが、代表作に恵まれずいまいち伸び悩んでいる。今回のドラマでは『あさが来た』でタッグを組み波瑠のキャラを熟知している大森美香を脚本に起用するという手厚い構え。波瑠にとってターニングポイントの仕事になるでしょう」(ドラマ関係者)

 波瑠の所属する事務所の台所事情も見え隠れする。

「波瑠は綾瀬はるか(33)、石原さとみ(31)らと同じホリプログループの所属ゆえ、彼女らとキャラも役どころも被らないことが重要です。その点、刑事はいいチョイス。ショートヘアにクールビューティーの波瑠は刑事役に最適。3月放送のNHKの単発ドラマでも阿部寛(53)の相棒としてキャリア捜査官を好演した」(放送記者)

「未解決の女」では鈴木京香(49)を相棒に迎える。

「鈴木はデスクワーク中心の頭脳派刑事で、ファッションは熟女らしいセクシーさを出したスカートが中心。対照的に波瑠はパンツスタイルでアクションにも挑戦する。以前、トーク番組で共演した笑福亭鶴瓶(66)が波瑠を『あっさりして、男っぽい』と評しましたが、クールさに隠された色気をうまく表現できれば、“ポスト沢口靖子”の期待も膨らみます」(同前)

 波瑠爛漫、となるか。