囲碁界に、とんだ争いが持ち上がっている。当事者は依田紀基九段(52)と原幸子四段(47)夫妻。かたやタイトル獲得35期を誇る大棋士、こなたNHKの囲碁番組で司会を務めた人気者。夫妻の間には高校2年の長男を頭に、3人の男の子がいる。
しかし現在、夫妻は別居。それどころか泥沼の訴訟合戦が繰り広げられているというのだ。妻の原四段がいう。
「依田の金銭にまつわる裏切りによって、どれだけ子供たちが傷ついているか……。依田は、そこに思いを致したことがあるのでしょうか」
依田は囲碁界きっての“無頼派”として知られる。歌舞伎町で豪遊、バカラで大散財などその手のエピソードには事欠かない。全盛期には1億円近い年収があったが、2004年、仕手株に手を出したことで多額の借金を負い、都心の高級マンションを売却する羽目に。今、夫妻の間で最大の問題となっているのは、この売却金の行方だ。
「マンションを売ったお金は弁護士が預かり、借金返済も弁護士が行い、残金は基本的に子供たちの学費に充てるという約束でした。しかし依田はこの約束を破り、3000万円を自分のものにしたのです。子供たちは自分たちの学資を取られ、何より父親に騙されたと感じ、大きなショックを受けています」(原)
自分の預金も夫の借金の肩代わりのために使い果たしたという原は、その返済を求め、依田に対し訴訟を起こしている。一方の依田も、離婚を求めて提訴している。
依田に聞くと、「僕は天に向かって恥じるようなやましいことは何もしていません。ただ、やり方はまずいところがあったなとは思います」と回答。
井山裕太7冠国民栄誉賞受賞の慶事に水を差すようなこの騒動、果たしてどう“白黒つく”のか。
詳しくは、4月12日(木)発売の「週刊文春」で報じている。

ATTENTION
このスクープの全貌は以下のチャンネルで4月12日より全文公開します。