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特集
神童は大人になってどうなったのか? 名門校の神童たちは「すごい人」?「ただの人」?

小林 哲夫
2018/04/23

安倍晋三、麻生太郎に連敗中 慶応高校の神童は、大人になってどうなったのか?

石破茂、石原伸晃、河野太郎、竹下亘、福田達夫、中曽根弘文

 公文書改ざん、口裏合わせ、首相案件、日報隠蔽などで安倍晋三総理の続投を危ぶむ声が自民党内からも出ている。永田町ではポスト安倍の名前がチラホラ上がっているが、その有力候補の1人に、石破茂がいる。

石破茂氏 ©文藝春秋

 石破は慶應義塾高校(1975年卒。以下、カッコ内は卒業年)から慶應義塾大法学部に進んだ。同校は塾高と呼ばれている。

「うちにはものすごい神童はいるけど、変なのも多い」

『神童は大人になってどうなったのか』(太田出版)で神童を探しているとき、塾高OBから、「うちにはものすごい神童はいるけど、変なのも多い」と言われた。実際、中学(慶應普通部、慶應中等部)、高校(ほかに慶應志木)受験ではかなりの難関校であり、中学は偏差値65以上、高校は70以上となっており、秀才、天才が集まる。リスペクトを込めて慶應神童と呼ぼう。もちろん、石破もその1人として。

 石破茂が総理候補に名前があがったのは、今回が初めてではない。2012年の自民党総裁選に立候補しており、自民党員による地方票獲得数では安倍晋三に勝っていた。しかし、自民党議員の票は集められず、天下取りはかなわなかった。

 石破は2008年にも総裁選に挑んでいる。このときも麻生太郎に負けており、学習院高等科(=麻生太郎)、成蹊高校(=安倍晋三)に、慶應神童は連敗中である。

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