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関ジャニ・渋谷すばる「退所会見」の裏ドラマ

※週刊文春2018年4月26日号より転載

「この度、ジャニーズ事務所を辞めさせていただく決断をいたしました」

 渋谷すばる(36)の告白に横山裕(36)は男泣き。他のメンバーも一様に悔しさを滲ませた。4月15日午前、関ジャニ∞のメンバー同席で行われた渋谷の脱退・退所会見は“浪速節”溢れる異例づくしだった。

ジャニーズ在籍22年目の渋谷

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 渋谷の脱退をスクープしたのは13日発売の「FRIDAY」。当初ジャニーズ側は事実関係を否定したうえで、テレビ局などに記事を取り上げないよう通達したが、その後、渋谷が脱退後に年内いっぱいで事務所を退所することが判明。騒ぎは一気に拡大した。

「会見場となった都心のホテルには200名以上の報道陣が駆けつけた。案内板には『IFR記者会見場』と掲示されていましたが、IFRは『インフィニティ・レコーズ』の略。ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子副社長が代表を務めるジェイ・ストーム内の自主レーベルです」(取材した記者)

 ジャニーズでは嵐に次ぐ人気の関ジャニ∞は、2004年に「浪花いろは節」でデビュー。以来、演歌系の老舗テイチクからCDを出してきたが、14年にIFRに移籍してからはジュリー氏の直轄になった。

「渋谷は歌唱力に定評があり、ジャニーズでは唯一“メインボーカル”の肩書きを持つ。演歌からポップスまで何でも歌うが、昔から『ロックをやりたい』と語っていた。アイドルは『35歳まで』と公言していた彼が脱退するのは自然な流れです」(テイチク関係者)

 来年、CDデビュー15周年を迎える関ジャニ∞は、今年の7月から5大ドームツアーをスタートするが、渋谷はそれには参加しない。

「本人は出演したがっていたが、結局見送られた。15周年ツアーが渋谷の卒業イベントとして注目されることは彼らの本意ではない。話し合った末での苦渋の決断だったといいます」(レコード会社関係者)

「去るものは追わず」が社風のジャニーズが、退所するタレントに大がかりな会見の場を設けるのは異例。

「03年に退所した元NEWSの森内貴寛(現・ONE OK ROCKのTaka)、14年に退所した元KAT-TUNの赤西仁など、多くは会見も開かずひっそり姿を消しており、その後数年間はテレビの地上波に出られないのが通例です」(スポーツ紙記者)

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