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再ブレイク狙うなら“朝ドラの母親役” 松嶋菜々子も続くか

松嶋菜々子 ©共同通信社

 NHK連続テレビ小説100作目となる来春開始の『なつぞら』。4月に発表された追加キャストの中で、主人公の育ての母親役、松嶋菜々子(44)に注目が集まっている。

「通常はオーディションで決めるヒロインに広瀬すず(19)を指名するなど、NHKも大いに力を入れている。朝ドラ初出演の相手役、岡田将生(28)や『おしん』以来36年ぶりの朝ドラ出演となる小林綾子(45)も話題だが、松嶋もドラマ前半の核として期待が高い」(放送記者)

 この役は、松嶋にとって女優としての分岐点になる可能性もあるという。

「近年の朝ドラは『あまちゃん』(13年)の小泉今日子(52)をはじめとして、母親役の女優が注目を浴びる傾向が続いているのです。前期の『わろてんか』は鈴木保奈美(51)、鈴木京香(49)の母親同士の“W鈴木対決”が話題を呼んだし、今期の『半分、青い。』も原田知世(50)、松雪泰子(45)が好評。松嶋演じる母親は明るい性格で料理好きという設定。100作目ということもあり高視聴率が期待され、松嶋の従来のイメージからの脱却にも繋がる」(同前)

 96年の朝ドラ『ひまわり』のヒロインをきっかけに頭角を現した松嶋。一時は“視聴率女王”と呼ばれたが、最近は今ひとつだった。

「出産を経て活動再開した11年の『家政婦のミタ』(日テレ系)が平均25.2%、最終回は40%という驚異的な視聴率をあげた。続編の期待もあったが“役のイメージが付く”と難色を示した。夫の反町隆史(44)と交互に育児をしながら女優業を続けたが、『ミタ』以降、主演ドラマはヒットなし。一昨年の『営業部長 吉良奈津子』(フジ系)は平均7%。昨年の単発ドラマ『女の勲章』(同)ではデザイナー役を演じたが2夜ともひとケタと惨敗。松嶋のイメージに合わせた役のはずでしたが……」(芸能デスク)

 事務所サイドの台所事情も見え隠れしている。

「松嶋との2本柱だった井上真央(31)が一昨年移籍し、松嶋頼りなのが現状。子供のお受験が終わり、反町も『相棒』(テレ朝系)で息を吹き返しているだけに、イメチェンして再ブレイクを窺うタイミングとしては、これ以上ないでしょう」(同前)

 “相棒”とともにドラマ戦線トップに復帰なるか!?