地元大分で、指原莉乃さんと同じ小中学校に通っていた
──そういえば、矢方さんはHKT48の指原莉乃さんと同じ小中学校に通っていて、同級生だったそうですね。
矢方 そうなんですよ。最初SKE48に入った時に「よろしくお願いします」って話して、莉乃ちゃんから「何かあったら言ってね」ってメールをもらったことはありましたけど、グループが違うと活動の拠点も違うので、コンサート会場や握手会で会うくらいで、特に連絡を取り合ったりはなかったです。
ずっと一緒にいたSKE48のチームSメンバーや、お世話になっていたスタッフのみなさんの方が親交は深いですね。でも、地元にも特別な思い入れがあって。
──大分でのお仕事はいかがでしたか？
矢方 SKE48時代には大分の仕事などをさせていただく機会もありましたし、大分で地震があった時には、地元ということで名古屋の方からたくさんの心配や励ましをいただきました。そういうのもすごくうれしかったので、大分と名古屋のかけはしみたいなことも、今後もっとやっていけたら素敵だなと思います。あとは、楽しいことをたくさん見つけて、そっちに気分をそらすという作戦で今後も生きていこうと思います。
──今どんなことが一番楽しいですか？
矢方 いろいろありますけど、今は洋服にはまってます。服飾関係の学校に行ったわけではないので、専門的には全然詳しくないんですが、昔から洋服が好きで。コーディネートしたり、似合う洋服を探したりするのが楽しくて、たまに行きつけの店でお手伝いさせてもらったりもしています。SKE48時代はアルバイト禁止だったので、いつかやってみたいなとずっと憧れていたんですよ。ほとんど行けないので超レアキャラですけど（笑）。
──矢方さんがお店に！ それはすごいサプライズですね。
矢方 意外と普通ですよ（笑）。でも自分が楽しいと思えることをするのって、大事だと思います。これから乗り超えることはたくさんあると思いますけど、それ以上にやりたいことがたくさんあるので、今までのように前向きに進んでいきたいと思っています。これからの矢方美紀もぜひ応援していただけたらうれしいです。
写真＝山元茂樹／文藝春秋
