昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

河野外相“スピーチライター”官僚が交際女性に情報漏洩の疑い

〈明日こーのさんが出すブログも僕が今日かいたよ ww〉

 相川明子さん(仮名)のLINEにこんなメッセージが送られてきたのは昨年10月27日のこと。相手は当時、相川さんと交際していた外務省のキャリア官僚A氏(34)。“こーのさん”とは、河野太郎外務大臣のことだという。

河野外相はご存知か? ©文藝春秋

 A氏は東京大学法学部卒業後、外務省に入省。現在は、軍備管理軍縮課の課長補佐を務める。

「通称“軍軍”と呼ばれ、日本外交のウリである軍縮政策の筆頭課です。A氏は英語・フランス語・アラビア語に堪能で、大臣の外遊によく同行しています」(外務省関係者)

 そのA氏と結婚を前提に同棲していたという相川さんのもとには、A氏が外務官僚として知り得た情報が送られてきたという。冒頭のメッセージはその一例だが、この直後、国連で日本の核廃絶決議案が採択された旨を記した「原稿」が送られてきた。

「そして翌日、全く同一の文章が、実際に河野太郎外務大臣のブログに掲載されたのです」(相川さん)

 他にもA氏は、北朝鮮情勢が緊迫する今年1月、北朝鮮における地震発生を伝える省内メールなども相川さんに転送している。

 情報漏洩疑惑についてA氏を直撃した。

――河野大臣のブログを執筆した?

「執筆したという事実はない。一般論として、当ブログのように、政府の立場を述べる場合は、課として関わることもある。(相川さんに原稿を送ったのは)こんなのが出ますって話ですよ」

A氏が相川さんに送ったメッセージ

――北朝鮮の地震を伝えるメールも転送していた?

「記憶にございません。仮に送ったとしても、仕事でバタバタしていることをお示しするため。地震は伝達後すぐに報道されたし、両件とも秘匿性はない」

 外務省報道課に情報漏洩についての見解を尋ねたが「各課に(問い合わせを)投げた回答が届いていないのでお答えできない」の一点張りだった。

 A氏による情報漏洩の詳細と相川さんが告発に至った動機については、5月24日(木)発売の「週刊文春」で報じている。

※このスクープ全文はYahoo!ニュースで購入できます。

この記事の画像