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ケガで前半戦絶望の大谷翔平 スカウトが指摘した“前兆”とは

6日の試合で降板後、顔をしかめる大谷 ©共同通信社

〈今季最も残酷なニュース〉(「スポーツイラストレイテッド」電子版)〈2018年の野球界のベストストーリーが悲話に〉(ヤフースポーツ)

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)の故障者リスト入りは、日本のみならず米国でも衝撃をもって受け止められた。

 6月6日のロイヤルズ戦で、右手中指のマメが悪化して4回1失点で降板した後、右肘の張りを訴えた大谷。チームドクターは、グレード2(3段階ある損傷程度の中程度)の「右肘内側側副靱帯の一部損傷または部分断裂」と診断した。翌日にはPRP注射(自身の体内から摂取した血小板で壊れた組織の修復や再生を図る治療)を受けたという。

「故障の原因は、スプリット(=フォークボール)の多投や、160キロ超のストレートを投げる負担、さらに日本のボールより大きくて滑りやすいと言われるメジャーの公式球などの影響とされています」(スポーツ紙デスク)

 だが実は、故障の“前兆”は昨年からあったという。幾つものメジャー球団のスカウトを務め、現在はフィリーズの環太平洋担当を務める大慈彌功氏は、こう指摘する。