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イニエスタ獲得でとばっちり? 楽天・梨田監督が“電撃辞任”

辞任表明後、球団事務所を後にする梨田氏 ©共同通信社

 16日、楽天の梨田昌孝監督(64)が“電撃辞任”した。

「借金20は酷い数字。仙台では7勝24敗。本拠地で勝てないのは監督の責任」

 本人はこう語ったが、「監督一人のせいではない」(ベテラン記者)という指摘は多い。

 ひとつは、「チーム戦略室」という部署の存在だ。今季はデータ分析を基に先発オーダーをほとんど決めていると言われ、結果として62試合時点で56通りの打順があったという。

「実はココは三木谷浩史オーナーの顔色を窺うセクション。オーナーは合理的な説明がないと選手起用に納得しないので、“データ重視”を建前にオーナーの意向を汲んだオーダーを組んでいるそうです。一方で、投手起用は佐藤義則コーチが仕切っていて、梨田さんはお飾りみたいな感じになっていた」(同前)

 もっとも、選手起用以前に戦力も足りていない。今季は茂木栄五郎や島内宏明、ペゲーロ、ウィーラーなど野手は軒並み不調。投手陣も抑えの松井裕樹とセットアッパーの福山博之が不調だが、それを補うトレードもない。