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“脇役界の主役”滝藤賢一 “仕事取りすぎ”と言われるほど仕事がくる理由

もともとは映画監督志望 ©文藝春秋

“脇役ブーム”が続く中、滝藤賢一(41)が別格の露出度でドラマ界を席巻している。

「昨年はドラマ十数本と映画1本に出演。今年も勢いは衰えない。映画は『孤狼の血』など3本。ドラマは放送中の朝ドラ『半分、青い。』でヒロイン・永野芽郁(18)の父親役を好演するなどすでに4本。7月期には、日テレの深夜枠ですが『探偵が早すぎる』で4年ぶりの連ドラ主演に起用されるなど、乗りに乗っています」(放送記者)

 仲代達矢(85)が主宰する無名塾で10年間修業した滝藤が注目されたのは、08年公開の映画「クライマーズ・ハイ」だった。

「精神を病んでいく新聞記者役の滝藤は、そのさまを“台詞の中の呼吸する位置だけで表現できる”ように稽古したといいます。映画のヒットと共に『あの役者、誰?』と関心が増し、翌年、NHKがドラマ『外事警察』に起用。13年の『半沢直樹』(TBS)の銀行員役では香川照之(52)に劣らない“顔芸”が話題となり、ブレイク俳優の一人となった。今ではどんな役でも滝藤の顔のアップは必須です」(映画記者)

 脇役の形容詞「苦労人」の言葉は滝藤にも当てはまる。