昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

連載シネマチャート

原始人×サッカーのクレイアニメーション 「アーリーマン ~ダグと仲間のキックオフ!~」を採点!

シネマチャート

〈あらすじ〉

太古の時代、原始部族(アーリーマン)の少年ダグ(声:エディ・レッドメイン)は、現在のイギリス・マンチェスターあたりの小さな谷で、仲間と平和に暮らしていた。ある日、ブロンズ・エイジ・シティの暴君ヌース卿(声:トム・ヒドルストン)が、軍隊を引き連れて谷を侵攻し、青銅の採掘を開始する。部族の人々は谷を追われ、殺伐とした土地“バッドランド”に避難する。ダグは、ブロンズ・エイジ・シティで最強のサッカーチーム“レアル・ブロンジオ”に勝利し、故郷の谷を取り戻すことを決意する。サッカーの天才少女グーナ(声:メイジー・ウィリアムズ)の指導の元、ルールすら知らないダグたちの猛特訓がスタートする。

〈解説〉

「ウォレスとグルミット」シリーズのニック・パークが、初めて単独で監督した長編映画。原始人と文明人がサッカーで対決するクレイアニメーション。89分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★★☆原始人vs.文明人のサッカー対決という着想が面白い。深い森と金ピカ御殿。人形のデザインも楽しい。特に相棒の豚。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★☆☆単純なようで意外に複雑。石器人と青銅器人のサッカー対決は隠喩が潤沢だ。好勝負の親善試合を見るような趣がある。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆ダグと、相棒の豚ホグノブのやりとりが絶妙。太古の昔が設定だが、恋も政治もサッカーも台詞も思い切り楽しい。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★☆☆『ギャートルズ』的な序盤からえらく突飛な展開へ! お話は面食らうが、貫禄の粘土造形でアードマン初期の味もあり。

  • 洞口依子(女優)

    ★★☆☆☆ジュラ紀対青銅器時代のサッカーはユナイテッド対レアル?タイムリーなネタを狙うも薄味。粘土の温かみは愛らしい。

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
©2017 Studiocanal S.A.S. and the British Film Institute. All Rights Reserved.

INFORMATION

『アーリーマン ~ダグと仲間のキックオフ!~』(英・仏)
7月6日(金)より、TOHOシネマズ上野ほかにて全国公開
監督・製作:ニック・パーク
脚本:マーク・バートン、ジェームズ・ヒギンソン
声の出演:エディ・レッドメイン、トム・ヒドルストン、メイジー・ウィリアムズ、ティモシー・スポール
http://earlyman.jp/