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大地震 揺れがおさまった後にやりがちな「怖い間違い」

2018/07/15

genre : ニュース, 社会

答え ✕ 通電火災の可能性があります。

 地震により停電が起こったあと、電気が復旧した時に起こる火災が「通電火災」です。地震の衝撃で破損した配線のショートや、水に浸かってしまったコンセントからの漏電、洋服などに埋もれてしまったアイロンや電気ストーブに通電して引火するなど、さまざまなケースがあるので、自宅だけでなく周辺の状況が確認できるまでブレーカーは上げないようにしましょう。

 また避難する際はブレーカーは落としておくことが大切です。

発災直後でなくとも起こる「通電火災」

 1995年の阪神淡路大震災では、発災直後に火災が発生していなかった地域でも、この通電火災が起こったケースが少なくありませんでした。実際に、地震による火災の過半数は電気が原因だというデータもあります。

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 近年は地震の揺れを感知すると自動的に電源が落ちる「感震ブレーカー」も普及しています。ご自宅のブレーカーがどのタイプか、一度確認しておくことをおすすめします。

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