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絶好調の明石家さんま、出演拒否の「NHK、テレ東」と仲直りの事情

デビュー当時の芸名は「笑福亭さんま」だった

 かつて「60歳で引退」と発言していた明石家さんま。7月1日に63歳の誕生日を迎えたが、引退の2文字などどこ吹く風だ。

「数年前、ラジオ番組で爆笑問題の太田光(53)に“引退はカッコよすぎる。ダメになっていく姿を見せてくれ”と言われていたが、ダメになるどころかますます精力的。関西ローカルを含めテレビのレギュラー番組を4本持ちながら、『行列のできる法律相談所』(日テレ系)など吉本興業が関わる後輩芸人の番組にもゲスト出演。特番のオファーも多く、お笑い界のモンスターぶりは変わらない」(放送記者)

 最近は、因縁のあったテレビ局との雪解けにも積極的だという。

「さんまはイメージと違い一本気。かつてNHKであくびをする顔が映ったことから確執が生まれ、出演拒否していたが、一昨年、不定期ながら『明石家紅白!』で本格復活。ラジオもトラブルからニッポン放送と断絶していたが、昨年『雪どけ春の大作戦』のタイトルで単発出演。テレビ東京では1984年、好調だった深夜番組が『お色気はいかん』という理由で打ち切りになったことに激怒、出演拒否していたが、『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』の出川哲朗(54)が直接、お願いしてゲスト出演が決定(14日放送)。実に34年ぶりの出演に、小孫茂社長も定例会見で『涙が出るくらいありがたい』と感激していました」(テレビ誌記者)

 さんま獅子奮迅の陰には、吉本の事情も見え隠れする。

「さんまと同期の島田紳助(62)の引退、桂文枝(74)の不倫スキャンダルによる上方落語協会会長辞任などで、吉本のお膝元、大阪の地盤が緩み出した。信頼回復の頼みとしたのが、大阪で根強い人気を誇るさんまです」(在阪の芸能記者)

 さんまこそ吉本の“顔”、と認識させられる象徴的な事案が発表された。

「来年2月、大阪城公園内に開業する劇場型文化集客施設『COOL JAPAN PARK OSAKA』内の3つのホールの名付け親に、さんまがなったのです。こけら落としも、さんまの往年の名物喜劇『花の駐在さん』が特別上演される。相手役を務めるのは岡村隆史(48)です」(同前)

 さんまの旬は続く。