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連載池上彰「WEB 悪魔の辞典」

池上さんが気になった「自粛のあり方」  西日本豪雨せまる中の「自民党宴会」が“炎上”

じしゅく【自粛】――池上彰「WEB 悪魔の辞典」

2018/07/17

 池上彰さんの新連載「WEB 悪魔の辞典」では、政治や時事問題に関する用語を池上さん流の鋭い風刺を交えて解説します!

【自粛・じしゅく】

 ドンチャン騒ぎを表に出さないようにすること。

【池上さんの解説】

 大きな災害が起きると、たとえ内輪であっても飲食を伴う会合をやめたり、予定されていた海外渡航を中止したりして、被災地を気遣っていることを示すのが、自粛。会合をやめたところで被災地にプラスになるわけではないのですが、予定通りに実施すると「不謹慎だ」と批判を浴びてしまいます。

 こういうときに限って、政治家の会合やパーティーの存在などを調べ、「こんな時期にけしからん」と鬼の首を取ったかのように非難する人が後を絶ちません。

安倍晋三首相。7月5日夜に行われた自民党の宴会に批判が集まった ©文藝春秋

 こういう批判や非難に弱いのが日本の組織。奥ゆかしくもありますが、「それで何かが変わるのかい」と突っ込みを入れたくなります。

 とまあ、自粛のあり方を俎上に上げると、炎上しかねないので、これ以上は自粛しておきます。

池上彰「WEB悪魔の辞典」のコーナーでは、池上さんの解説を聞いてみたい新用語を募集しています!

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