昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

吉田くんだけじゃない! オリックスに来てほしい甲子園球児たち

文春野球コラム ペナントレース2018

2018/09/02

 皆さん、お久しぶりです。RISAです。

 さて、夏といえば皆さんは何を想像しますか? 夏祭り? 花火大会? 海水浴?

 私にとっての夏といえば高校野球、やはり夏の甲子園ですね! それも今年の夏は第100回記念大会という事もあって、例年より試合数も多かったため、見応えじゅうぶんでした。もちろん、球児達にとってはめちゃくちゃ暑く、過酷な環境だっただろうなと心配しましたが……。

 そしてそんな私は、球児達の活躍をテレビで観戦していました。第100回大会はご存知の通り、前評判で優勝候補だった大阪桐蔭高等学校が史上初の2度目の春夏連覇で優勝を飾りましたね。準優勝は秋田県勢では103年ぶりの快挙となる決勝に進出した、県立の金足農業高等学校となったのも強く記憶に残る結果でした。

 この決勝戦は私が大好きな漫画「メジャー」に登場する海堂学園高校と聖秀学院高校を思い出してとても興奮しました。ツイッターでも「吉田輝星投手はリアル茂野吾郎」と話題になりましたしね。

 そこで今回は、せっかくこんな強く記憶に残る夏の甲子園でしたので、感動を与えてくれた高校野球を振り返りつつ、私がオリックス・バファローズに指名して欲しいと思った高校生をリストアップしてみたいと思います。

記憶に残る昨年の大阪桐蔭vs.仙台育英

 私には過去の高校野球で強く記憶に残っている試合があります。それは、昨年の8月19日に行われた大阪桐蔭vs.仙台育英の一戦です。と言うのも、1塁を守っていた当時2年生だった中川卓也選手(大阪桐蔭)が9回2アウトでベースを踏みそこね、その直後にサヨナラ打を打たれ負けてしまった試合だったからです。

 中川選手はその少し前に仙台育英高校のランナーと交錯しており、負傷していたのかも知れません。素人目にも、ダメージを負っていたのではないかと当時率直に思いました。本人にしてみれば、さぞ悔しい敗戦だったんだろうなと思っています。その中川選手が3年生ではキャプテンになり、そして今年の夏の大会で優勝して号泣していました。その姿には「本当に良かったね」とテレビ画面に言ってしまうほど感動させられたものです。それほど素晴らしい涙でした。

 ただ、今年の甲子園が終わってからは、メディアでは優勝した大阪桐蔭よりも、金足農業のことばかり報道されているように感じるので、こういったことももっと報道してもらいたいなと思ったりもしましたが……。

 そしてもう一つ感動を与えてくれたもの。それはやはり金足農業の大躍進でしょう。甲子園が始まる前に、吉田投手がプロ注目の今大会No.1投手だと新聞に掲載されていたので、名前だけは知ってはいました。しかし、正直ここまで凄い投手だとは想像もしていませんでした。金足農業vs鹿児島実業の1回戦を見た時に、吉田投手のノビのあるストレート(いや、ホップするストレートですね笑)を見て、藤川球児投手(阪神タイガース)の火の玉ストレートに似ているなと感動しました。(もちろん、ただただ感動・感心するだけでなく、この試合でもオリックスに来ていただきたいと思う選手を探していましたよ!)