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選手たちにパワーを 「応援の力」を信じるということ

文春野球コラム ペナントレース2018

2018/09/24

選手にもパワーは届いている

 今年雄平選手にキャンプ取材させていただいたときに、年始に行われたセレクション新宿店で聞いたトークショーの内容が気になって改めて聞いてみたんです。

 トークショーでは、2015年に優勝を決めたラスト2打席のお話をしてくださっていて、ヤクルトファンも感じる今までにないような音量と熱量で物凄い応援の中、普段はものすごい力になっているのに初めて応援をプレッシャーに感じてびっくりしたそうなんです。最後の打席はその経験をいかして今度は球場の雰囲気に飲まれるんじゃなくて逆にパワーにして打席に立てました、と取材でも話してくださって。

 そこで改めて「応援の力とか声ってパワーに変えられますか?」と聞いてみたら、すごくありがたそうに、「物凄い力になっています。プレッシャーを感じてしまうくらいパワーが伝わるってことですよね、選手に。だからそういう気持ちに応えるためにも、グラウンドでは自分自身もっともっと強い気持ちでプレーしないといけないんだなとその時感じました」と。

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 この言葉もファンにとってめちゃめちゃ嬉しい言葉ですよね!! 「伝わるんだ、パワーにしてもらえてるんだ。だったらもっともっと力になるような応援をしたい!!!」って。っていうか、こんな応援が出来るヤクルトファン、すごくないですか?♪ えへへ。

 CSとか日本シリーズって普段よりも球場自体独特の雰囲気になるし、展開によっては相手の応援もあって流れを持っていかれそうになるときもありますよね。私たちもそんな雰囲気には飲まれないように、どんな状況であっても選手が力を発揮出来るように、これからも応援しようじゃありませんか! ファンみんなで力を合わせてすんごいパワー届けましょう、そして歓喜の花を咲かせましょうね!!! GO!GO!SWALLOWS!!!

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