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連載シネマチャート

恋人は大富豪!? 全米が熱狂した「クレイジー・リッチ!」を採点!

シネマチャート

〈あらすじ〉

生粋のニューヨーカーのレイチェル(コンスタンス・ウー)は、親友の結婚式に出席する恋人のニック(ヘンリー・ゴールディング)と一緒に、彼の故郷のシンガポールへと向かう。機内でファーストクラスに案内されたレイチェルは、ニックがアジア屈指の不動産王の御曹司であることを初めて知る。セレブの世界に足を踏み入れて戸惑うレイチェルを、ニックの母エレノア(ミシェル・ヨー)を筆頭とする一族の反対や、元カノたちの嫉妬、文化や伝統の違いといった試練が襲う。

〈解説〉

ハリウッドのメジャースタジオが、主要登場人物や監督すべてにアジア系を起用して製作。全米ボックスオフィスの週末興収で3週連続第1位を記録し社会現象を巻き起こした。原作はケビン・クワンの「クレイジー・リッチ・アジアンズ」、監督は『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』のジョン・M・チュウ。121分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★☆☆☆ハイソ生活の描写ばかりで恋愛の心理サスペンスは乏しい。〈設定〉ばかりで〈ドラマ〉無し。御曹司がマヌケに見える。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★☆☆物欲まみれの俗物しか出てこない奇観に呆れ返る。痴態の連続に腹を立てるのは簡単だが、足を止めて観察してみたい。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆富豪との結婚で始まる嫁として母としての縛りと闘いが、まず冒頭に描かれる。だからこそ結末に深く慈しみを感じた。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★☆☆恋愛劇よりカネの沸騰と移民の歴史。アジアの逆襲的パワーが漲る。品質はともかく時代を知る大衆映画として興味深い。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★★☆富裕華人的ポップコーンムービー!『ジョイ・ラック・クラブ』を想起するも「現在形」な映画。深遠な麻雀場面が深い。

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
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INFORMATION

『クレイジー・リッチ!』(米)
9月28日(金)より新宿ピカデリーほかロードショー
監督:ジョン・M・チュウ
原作:ケビン・クワン著「クレイジー・リッチ・アジアンズ」(竹書房より)
出演:コンスタンス・ウー、ヘンリー・ゴールディング、ミシェル・ヨー、オークワフィナ ほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
https://warnerbros.co.jp/movies/detail.php?title_id=54615

クレイジー・リッチ・アジアンズ 上

ケビン・クワン(著),山縣 みどり(翻訳)

竹書房
2018年8月23日 発売

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クレイジー・リッチ・アジアンズ 下

ケビン・クワン(著),山縣 みどり(翻訳)

竹書房
2018年8月23日 発売

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