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2000本安打の福浦和也に、浦和レッズから胡蝶蘭が届いた深い事情

文春野球コラム ペナントレース2018

2018/10/15
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「オレも気が付いていなかったよ」

 今回、福浦選手2000本安打関連で100本を超えるスタンド花や胡蝶蘭などが届いた。基本的にはプロ野球関係、その他はマスコミ関係、球団に関連した企業など。その中でサッカー・浦和レッズの胡蝶蘭はやはり特別な存在感を醸し出している。

 この件に関して福浦選手は「まさか浦和レッズさんから祝福のお花を頂けるなんて夢にも思っていなかった。正直、オレも自分の名前の中に『浦和』という文字として読めることに気が付いていなかったよ。言われてみればそうだなあと。それにしても2000本安打の記録の凄さを改めて感じた。ありがたいこと。サッカーはずっと好きで中学校2年生の長男も好きなのでぜひ機会があれば応援に行かせてもらいたいと思っています。まだ一度もJリーグを見た事がないのでぜひ生観戦に行きたいですね。今回は本当にありがとうございました。また気持ちを入れ直して頑張ります」とコメント。サッカーのビッグクラブによる粋な計らいに心から御礼を述べた。

 今回の件は私も一人の広報マンとして視点の転換の大事さを改めて感じた。なぜもっと早くこのことに気が付かなかったのか。嫉妬すら感じる。ちょっとした気づき。なによりも速やかに行動に移す浦和レッズの柔軟性に感服した。サッカーJリーグとプロ野球の間に起こったほんのちょっとしたご縁。でもこの事はほっこりと心温まる出来事で多くの人を幸せな気持ちにした。我々も浦和レッズの姿勢を見習い、日々、ちょっとした出来事を逃さないようにしていきたいと改めて感じた。改めまして浦和レッズの皆様、本当にありがとうございました。

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