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「まんぷく」が好評の松坂慶子66歳 とにかく「母親役」がハマる理由

NHK朝ドラ出演は「あさが来た」以来3作目

 40年近く前、妖艶な黒のバニー姿で「愛の水中花」を歌った松坂慶子も御年66。主人公の母親役という、歳を重ねた大物女優たちが座ってきたポジションで存在感を放っている。放送中のNHK朝ドラ「まんぷく」ではヒロイン・福子(安藤サクラ・32)の母親役を好演。連日20%を超える高視聴率の陰の立役者といわれている。

「最近の朝ドラは毎回、母親役の女優が話題になる。前期の『半分、青い。』でも原田知世(50)が往年のファンのハートを鷲掴みにした。松坂演じる鈴は“私は武士の娘ですから”が口癖の、昔気質で口うるさい母親。昭和のお母さんらしい雰囲気がよく出ている」(放送記者)

 松坂は今年の大河ドラマ「西郷どん」でも西郷隆盛(鈴木亮平・35)の母親役を演じており、NHK看板ドラマ双方で主人公の母親役を務めるという“快挙”を果たした。

「彼女の、長年に渡るNHKへの思いが結実したといえるかもしれません。松坂は映画『青春の門』(1981年)や『蒲田行進曲』(82年)のようにセクシーかつ情熱的な役柄で人気を得るいっぽう、民放ドラマにも多数出演したが、リハーサルを重ね、映画のように丁寧に撮るNHKドラマへの思いを常に抱いてきたのです」(同前)