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連載シネマチャート

ニコラス・ケイジが復讐に狂う男を熱演 「マンディ 地獄のロード・ウォリアー」を採点!

シネマチャート

〈あらすじ〉

過去のある男レッド(ニコラス・ケイジ)は愛する女性マンディ(アンドレア・ライズブロー)と、人里離れた湖畔で静かに暮らしていた。ある夜、異形のバイク集団“ブラック・スカルズ”に、マンディが連れ去られてしまう。拉致を指揮したカルト教団“新しき夜明けの子供たち”のジェレマイア教祖(ライナス・ローチ)は、自分に従わないマンディをレッドの目の前で焼き殺す。怒り狂ったレッドは、自ら作り上げた武器を手に、復讐の鬼と化す。

〈解説〉

監督・脚本は、本作が長編2本目となるパノス・コスマトス。80年代カルチャーへのオマージュとバイオレンス描写が満載のリベンジ・アクション。121分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★★☆話は単純で物足りないが、狂気VS.狂気のショーとしての力あり。サイケな色使いと音楽、電ノコ対決に恐怖しつつ笑う。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★☆☆地獄の1丁目で狂人と狂人が激突する。N・ケイジの特許と化した大芝居で見せるが、80年代のC級映画をなぞりすぎた。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆強烈な爆音と閃光に痛めつけられ次第に感覚は麻痺。レッドの狂気の笑みに心をもてあそばれ体力を消耗しきる楽しさ。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★☆☆クリムゾン曲にサバスのTシャツ。アシッドな映像の酩酊。「いかにもカルト」感満載の中、ニコラスの怪演になぜか和む。

  • 洞口依子(女優)

    ★★★★★戦慄走る黒いミューズのマンディ。狂信グルーピーの台詞。ニコケイの血染めの顔面演技、ヨハンソンの音楽、全て狂気!

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
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INFORMATION

マンディ 地獄のロード・ウォリアー』(ベルギー)
11月10日(土)より新宿シネマカリテ他にてロードショー
監督:パノス・コスマトス
出演:ニコラス・ケイジ、アンドレア・ライズブロー、ライナス・ローチ、ネッド・デネヒー ほか
http://www.finefilms.co.jp/mandy/