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韓国カーリング“メガネ先輩”の告発「なぜ妊娠で競技をやめなければいけないの?」 

メガネ先輩率いる韓国は平昌五輪で日本と激闘を繰り広げた ©共同通信社

「金ギョンドゥ元大韓カーリング競技連盟副会長(62)から悪口と暴言を吐かれるたびに、世界が終わるかのような気がした。指導者側が私たちを私的な目標達成のために利用し始め、関係が悪化した」

 そう訴えるのは、今年2月の平昌五輪カーリング女子で銀メダルを獲得した韓国代表「チーム・キム」。準決勝で日本代表の「LS北見」を破る活躍もあり、スキップの金ウンジョン(27)は“メガネ先輩”の愛称で大人気となった。

 そのチーム・キムが11月、大韓体育会に指導者から受けたパワハラを告発する要請文を送付し、会見を開いたのだ。

 日本では、全日本女子レスリング元ヘッドコーチの栄和人氏や日本ボクシング連盟元会長の山根明氏らが、選手へのパワハラや組織の私物化で告発されたが、韓国にも同様の指導者がいる。

「カーリングを韓国に導入した金ギョンドゥ元副会長は、カーリング界の“ゴッドファーザー”と呼ばれており、その娘は女子代表チームの監督です。元副会長は平昌五輪前に娘を選手として出場させようと、候補選手の1人を負傷したことにして外そうとした。これに金ウンジョンが抗議すると、人格を冒涜するようなひどい発言をしたようです」(韓国人記者)