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眞子さまのご結婚、悠仁さまのご進学――秋篠宮家の正念場

2019年の論点100

2018/11/30

「多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況、そういう状況にならなければ、私たちは、いわゆる婚約に当たる納采の儀というのを行うことはできません」。今日、53歳のお誕生日を迎えられた秋篠宮さま。長女・眞子さまのご結婚延期が国民の関心を集める中、現在の心境をこのようにご自分の言葉ではっきりと語られた。お代替わりを前に、まさに秋篠宮家は正念場を迎えているのだ。

2018年11月、秋篠宮さまお誕生日に際してのご近影 宮内庁提供

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最も大きな環境の変化を迎えるのは、秋篠宮家

 2019年4月30日に天皇陛下が退位され、5月1日に皇太子さまが新天皇に即位される。お代替わりに伴って、最も大きな環境の変化を迎えるのは、実のところ秋篠宮家だろう。秋篠宮さまが皇位継承ナンバー1の「皇嗣(こうし)」となり、皇太子と同じ役割を担われる。

 従来の位置付けはあくまでも一宮家であり、内廷皇族との実質的な“格差”は歴然だった。慢性的な人手不足、予算不足の状態が続き、そのしわ寄せが職員に及んでいたという声も聞かれる。現在、秋篠宮家に支払われている皇族費は年間6710万円。ここから私的使用人の人件費や食費に加え、洋服代や教育費なども捻出されてきた。

 2019年春に向けて、皇嗣職大夫をトップとする補佐組織「皇嗣職」が置かれ、職員の増員と秋篠宮邸の増築が順次予定されている。また、秋篠宮さまには活動の拡大を見込み、現在の3倍に相当する9150万円の皇族費が支給される。

2018年秋の園遊会での秋篠宮さま ©JMPA

 2006年には紀子さまが長男・悠仁さまを出産され、ひとまず平成皇室は皇統の危機を乗り越えた。秋篠宮さまは弟宮として、ご高齢の天皇皇后両陛下や、雅子さまの病気療養が続く皇太子ご夫妻を支えてこられたが、今後は皇嗣としてより重い務めを果たされる。この正念場を前に、2つの大きなテーマが見えてきた。

眞子さまのご結婚はどうなるのか

 第一に、眞子さまのご結婚だ。2017年5月16日、NHKが「秋篠宮ご夫妻の長女・眞子さま 大学時代の同級生・小室圭さんと婚約へ」とスクープ。9月3日、眞子さまと小室圭さんは婚約内定記者会見を行った。ところが、年末に「週刊女性」が報じた小室圭さんの母・佳代さんと元婚約者男性との間の借金トラブル(2017年12月26日号)を発端に、複数の週刊誌がこの問題を取り上げた。

 2018年2月6日、宮内庁は二人の結婚関係儀式を2020年に延期すると発表。小室圭さんは、アメリカ・ニューヨークのフォーダム大ロースクールへ留学中だ。授業料全額免除の奨学金を受け、現在は削除されているが、「プリンセスマコの婚約者」と同大HPで紹介されていた。

小室圭さん ©JMPA