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ジャーナリストも高評価!「安いのに美味い」チリワインが家飲みシェアNo.1になった理由

ポイントは「収穫方法」。初心者も上級者も楽しめる「フロンテラ プレミアム」とは?

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「安いのに、美味しい」ワインが存在する理由

 気のおけない友人たちとのワインパーティーに持って行ったおすすめのワインが、「これ、すっごく美味しい!」と褒められるのは嬉しい。その上、値段を言い「そんなに安いの!?」と驚かれたとなると、嬉しさも倍増だ。そんな「安いのに、高品質なワイン」を探し求めている人が、近年注目しているのがチリワインである。

ワインパーティには欠かせない存在となったチリワイン

 なぜ、チリワインが「安いのに美味しい」のか? その最大の理由は、チリの自然環境にある。チリは雨量が少なく、日照時間が長いというブドウ栽培に最適な気候風土。それに加え、アンデス山脈や太平洋、砂漠、氷河といった自然のバリアに囲まれた特異な地形が、害虫の侵入や病気からワインを守ってくれるのだ。こうした気候風土の中、チリでは安定してワイン醸造に適したブドウ栽培が続けられている。

 また、低価格の理由として挙げられるのが、広大な土地を生かした大規模栽培と、安く抑えられている関税だ。これらの要素により、ヨーロッパ産のワインと比べると非常にリーズナブルになる。

チリの自然の恵みを享受する広大なブドウ畑

家飲み市場No.1(※)はフランスじゃなくチリ

 このような背景から、近年、チリワインの人気が急上昇。なんと、2016年からは家庭市場ではフランスを抜きトップ(※1)となっており、家飲みワインの主流となっている。そんなチリワインを代表するワイナリーが、チリNo.1(※2)の評価を受けている「コンチャ・イ・トロ」だ。看板商品のひとつである「フロンテラ」シリーズは、自社で保有する9000ヘクタール以上のブドウ畑の中から、品質の良いブドウのみを摘み、130年の歴史を擁した高い醸造技術によって造られており、世界のワインコンペティションで数多くの受賞暦を誇っている。

【※1 インテージ SRI(酒類) 全国 2013年~2017年(各年1-12月) 業態:SM計,CVS,HC/DS,DRUG,酒DS,一般酒店 輸入ワイン市場 累計販売金額】
【※2 INTELVID-Chile 2017】

チリの名門ワイナリー「コンチャ・イ・トロ」の正門

 日本国内では、2000年から「フロンテラ」シリーズが発売されているが、スーパーでも気軽に高品質のワインが入手できると人気を博してきた。さらに2018年には手摘みや夜間収穫などひと手間かけて作られたワンランク上の「フロンテラ プレミアム」が発売。この冬に、ホームパーティをさらに華やかに美味しく彩るべく「スパークリング」2種が登場するなど、ますます目が離せなくなっている。

目視で確認しながら手摘みをしたブドウを主に使用した
「カベルネ・ソーヴィニヨン」「シャルドネ」

きめ細やかなタンニンとまろやかな味わいが楽しめるカベルネ・ソーヴィニヨン(左)と、しっかりとしたボディとテクスチャーが特長のシャルドネ(右)

 具体的に「フロンテラ プレミアム」のコンセプトでもある「収穫方法」が、どんな味わいにつながるのだろうか。一房一房ていねいに手摘みしたブドウを主に使用した「カベルネ・ソーヴィ二ヨン」、「シャルドネ」は、凝縮した果実の香りや花の香りが印象的だ。手摘みは、一般的な機械収穫と比べると手間ひまがかかるが、目視で熟度を確認でき、房にも傷がつかないのできれいな味になり、より高い品質のワインを造ることができる。

「カベルネ・ソーヴィ二ヨン」は、紫がかった濃いめのガーネット色。まろやかで柔らかな果実味と酸味のバランスもよく、余韻にはどことなくフレッシュ感も残す味わい。「シャルドネ」は、ほのかにグリーンを含んだ明るいイエロー。華やかな香りと甘みを感じるようなまろやかな果実味が広がる。

 手摘みの良さが生きた、味の広がり・奥行きを感じられるラインナップだ。

気温の低い夜に収穫することで生まれる繊細な香り
「ナイト・ハーベスト レッド」「ナイト・ハーベスト ホワイト」

「ナイト・ハーベスト レッド」(左)と「ナイト・ハーベスト ホワイト」(右)。繊細でクリアな香りが特長だ

「ナイト・ハーベスト レッド」は、シラー、カルメネール、カベルネ・ソーヴィ二ヨンのブレンド。芳醇な香りと凝縮された果実味が印象的。タンニンは緻密でほどよく、余韻もエレガント。「ナイト・ハーベスト  ホワイト」は、マスカット・オブ・アレキサンドリアを主体としたやや甘口の白ワイン。爽やかで華やかな香りが印象的。果実味は、上品な甘みを含み、フレッシュな酸味を感じることができるだろう。 暑い日中に収穫するとブドウはすぐに発酵を始めてしまうが、気温の低い夜間に収穫すると発酵速度が抑えられるため、より繊細な香りを引き出すことができる。このようにひと手間かけているからこそ生まれる芳醇で豊かな果実味と香り高く深い味わいが楽しめる.

華やかでフレッシュな辛口
「フロンテラ プレミアム スパークリング」

さわやかなアロマのスパークリング(手前)とフレッシュな酸味のスパークリング・ロゼ(奥)

 さらに食卓を華やかでおしゃれな雰囲気に演出してくれるのが、ニューフェイスの「フロンテラ プレミアム スパークリング」だ。スパークリングワインは、最近では、イベントやお祝いごとだけではなく、ごく日常的に自宅で楽しむ人が増えている傾向にある。コルク栓を抜く音がもたらす、“ちょっとした特別感”も人気の秘密かもしれない。事実、2017年の国内の輸入スパークリングワインの市場は8年連続で拡大しており、中でもチリのスパークリングワインは2007年以来、10年間で約35倍(※3)だというから驚きだ。

【※3 財務省関税局調べ】

 フロンテラ プレミアムの「スパークリング」も、ていねいに手摘みしたブドウを主に使用。レモンやグレープフルーツなどの柑橘類やミントのようなさわやかなアロマとフレッシュな酸味で、ミネラル感も感じられるすっきりとした辛口。「スパークリング・ロゼ」もさくらんぼやストロベリー、ラズベリーなどの赤い果実のアロマといきいきとした酸味。どちらもバランスのとれた辛口でありながら、手摘みならではの本格感のある仕上がりで、料理を選ばず楽しむことができる。

チリならではの「明るく、朗らかな」味わい

 レストランジャーナリストとして活動し、およそ20年にわたり「美食」を追いつづけてきた犬養裕美子さん。国内外のレストラン情報に精通しているだけではなく、自宅にも100本以上収納できるワインセラーを導入するなど「家飲み」にもなみなみならぬこだわりがある。日本でのチリワインの広がりと、家庭で「フロンテラ プレミアム」が評価される理由を訊いた。

――犬養さんのチリワインとの出会いは?

 日本でのワイン・ブームのはじまりは1997年。ワイン・バーへ通うこだわりのワイン好きの人が中心だったけど、家飲みで一般に広まっていったのが2000年に入ってからだと思うんです。その当時から家飲みワインとして、チリワインは、ポテンシャルが高く、しかも値段が安いというので、毎日飲めるワインとして人気でしたね。

――チリワインの中でも「コンチャ・イ・トロ」の存在は?

 チリのワインといえば、私にとっては「コンチャ・イ・トロ」でした。品質の高さとシェアの面で『圧倒的』。今回飲んだ「フロンテラ プレミアム」のラインは、夜に収穫するブドウを使ったナイト・ハーベストやスパークリングのロゼもある。面白いラインナップですね。

コンチャ・イ・トロの蔵に眠るワイン

――実際に「フロンテラ プレミアム」を飲まれてどうでしたか?

 ここ数年は、白ワインを好んで飲んでいたんですが、今回飲んでびっくりしたのはまず「シャルドネ」に素直な甘みを感じたこと。作為的な甘さでなく、これはチリ独特だなあと思いました。すごく明るい感じがします。同じシャルドネでも環境で味は大きく変わる。チリの北から南まで細長い地形、さらに高低差がある畑。こうした複雑な環境だから、力強いワインに適したブドウができるんでしょうね。誰にでも愛されるワインだなと思いました。ひと口目から果実味100%全開の感じがします。

――新しく加わった、スパークリングはどうでしたか?

 ほかの白や赤の甘さに比べて、ドライな味が意外でした。レストランでは、スパークリングは食前酒、乾杯の飲み物ですが、家飲みならこの一本で通すのもぜいたく。それが気軽に出来るのもこの値段だからこそ。このコストパフォーマンスはすばらしい!

 ワインを飲むのに決まりごとはありません。普通に飲めて、普通に楽しめる自分のスタイルを見つければいい。赤から飲んで白にいってもいいし、最後にドライな味の泡のスパークリングを飲んでもいい。家だったら、好きなことやってもいいわけです。自分なりの楽しみ方を見つけられますね。

――手軽に手に入る「フロンテラ プレミアム」が最初に飲むワインになる人もいるかと思います。ワイン初心者におすすめの飲み方は?

 初心者はまず、一口飲んだときに、ストレートに“おいしい”と感じるワインに出会うことが大事なんです。この「フロンテラ プレミアム」は、親しみやすいおいしさがありますね。アルコール度もそんなに強くないし、値段が安いので、赤と白、両方飲み比べることができます。また、たとえ半分残ってしまっても、翌日飲んでも変わらないおいしさなんだろうと思います。

犬養裕美子( レストランジャーナリスト)
東京都生まれ。上智大学文学部卒業。学生時代からライターとして活動。東京を中心に世界の食文化、レストランの最前線を取材。長年の取材経験を活かした、わかりやすい解説が支持されている。農林水産省顕彰制度「料理マスターズ」審査委員。

――「フロンテラ プレミアム」は、家飲みするならどんな料理に合いますか?

 日本の家庭料理は、基本的に砂糖、みりんやお酒などを用いた「甘み」で味を引き出すんです。それに醤油のしょっぱさを合わせるのが基本。赤の「カベルネ・ソーヴィ二ヨン」は、日本の牛筋を使った甘辛い肉じゃがととても合うと思います。お鍋なら、赤と白を両方用意して、最初は、白で始めて、鶏を入れて水炊きなどにしたら赤というように、普段の和食に楽しくあわせられそうです。

――「フロンテラ プレミアム」で犬養さんが試したい楽しみ方は?

 サングリアがすごく好きなので、どこのお店に行っても食前酒にサングリアを飲むことにしているんですけれど、このワインは、爆発的な明るさや味の強さがサングリアにぴったりだと思います。今、白のサングリアが流行っているんですよ。フルーツの持つ甘みとか華やかな香りがワインの中には潜んでいて、サングリアにするとそれが花開くんです。このシャルドネで作ってみたいですね。

(左より順に)
カベルネ・ソーヴィ二ヨン ミディアムボディ 750ml
カベルネ・ソーヴィ二ヨンとメルローをブレンドしたボルドースタイル。カカオや黒い果実の香りが印象的。きめ細やかなタンニンとまろやかな味わい。

シャルドネ 辛口 750ml
パッションフルーツなどの力強い果実の香り、しっかりしたボディとテクスチャーが楽しめる。

ナイト・ハーベスト レッド ミディアムボディ 750ml
シラーズ主体で、カルメネールとカベルネ・ソーヴィ二ヨンをブレンド。豊かなアロマにほどよいタンニンと凝縮された果実味。

ナイト・ハーベスト ホワイト やや甘口 750ml
いきいきとしたフレッシュな酸味。白桃などの果実やアロマが香り立つ。ほのかな甘みを感じるさわやかな味わい。

スパークリング 辛口 750ml
主に手摘みしたブドウを使用。レモンやグレープフルーツなどの柑橘類やミントのようなさわやかなアロマが特長。

スパークリング・ロゼ 辛口 750ml
主に手摘みしたブドウを使用。チェリーやストロベリー、ラズベリーなど赤い果実のアロマといきいきとした酸味。

 

写真(ワイン卓上写真)=三宅史郎/文藝春秋

テーブルスタイリング=大沼静

 
 

提供:メルシャン株式会社