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文藝春秋2月号(1月10日発売)「シニアホーム特集」

アンケート&プレゼント

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『文藝春秋』2月号(1月10日発売)掲載の「シニアホーム特集」はいかがでしたでしょうか? 本企画にご応募いただいた方のなかから、抽選で以下の2つの賞品のいずれかをプレゼントいたします。

応募方法 
[応募フォーム]から資料を希望する企業(複数可)と、下記A~Bの中からご希望の賞品を1つ選んで、アンケートにご回答の上、必要事項を記入してご応募ください。発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます。

  • ライフ&シニアハウス湘南辻堂 他(長谷工シニアホールディングス)
  • 申孝園ロータスヴィラ( 国柱会)
  • サンシティシリーズ(ハーフ・センチュリー・モア)
  • デュオセーヌシリーズ(フージャースケアデザイン)
  • ペピイ・ハッピープレイスTAMATSUKURI(新日本カレンダー)

締切

平成31年3月7日(木)

応募フォームへ

※雑誌公正競争規約の定めにより、この懸賞に当選された方は、この号のほかの懸賞に入選できない場合があります。

※ハガキでのご応募については「文藝春秋」2月号をご覧ください。

A賞(3名様)

全国百貨店共通商品券1万円分

※実物には、発行する百貨店名が入ります。

※写真はイメージです。(変更の可能性もございます)
※写真はイメージです。(変更の可能性もございます)

B賞(10名様)

文藝春秋特製図書カード1000円分


住まいが変われば、人生が変わる!

シニアの住み替え最新事情

「万が一の安心がほしい」「日々を充実して過ごせる設備があれば」など、さまざまな要望に応えて、シニア向けの住まいは進化している。本特集では、優れたサービスを提供する『シニアホーム』を紹介している。自分自身が納得できる住まいを探すための参考にしてほしい。

●ライフ&シニアハウス湘南辻堂 他(長谷工シニアホールディングス)
●申孝園ロータスヴィラ( 国柱会)
●サンシティシリーズ(ハーフ・センチュリー・モア)
●デュオセーヌシリーズ(フージャースケアデザイン)
●ペピイ・ハッピープレイスTAMATSUKURI(新日本カレンダー)


人の集まる住まいが「縁」を結ぶ

老後の二大不安を解消!

住宅双六の上がりは、戸建てのマイホームとは限らない。人生百年時代となった今、高齢期の住まいのあり方も変化している。アクティブシニアの住み替え事情についてSUUMO編集長の池本洋一氏に聞いた。

SUUMO編集長池本洋一(いけもと・よういち)

上智大学卒。株式会社リクルートで住宅情報誌の編集を手がけ、2011年から現職。内閣官房日本版CCRC構想有識者会議委員など。
SUUMO編集長池本洋一(いけもと・よういち)

上智大学卒。株式会社リクルートで住宅情報誌の編集を手がけ、2011年から現職。内閣官房日本版CCRC構想有識者会議委員など。

──元気なうちから住み替えるシニアが増えています。どんな意識の変化があるのでしょうか。

池本 現代の高齢期の家探しのキーワードは『縁居』──つまり、縁をつなぐ住まいを探す方向へシフトしています。

 核家族化が進み、成人した親子が同居する家庭は少なくなっています。子どもが独立すれば夫婦二人暮らしになり、やがては一人になる。加えて年を取るごとに、社会とのつながりも疎遠になっていきます。

 子育て中なら母親同士のコミュニティがありますし、働いているうちは会社の同僚らとの関わりも密接です。しかし子どもが巣立ち仕事からも退くと、人と交わる機会は自然と減っていきます。地域との関わりも昔ほど濃密ではありません。

 高齢で一人暮らしをしながら、どう人との縁をつむいでいくのか──。その解決策を住環境に求めるのが、現在のシニアの住み替えではないでしょうか。

──『縁居』を考える人は住まいにどんな要素を求めているのでしょうか。

池本 二つの傾向が見られます。一つは、にぎやかなエリアを望む傾向が強まっている点です。昔は、退職したシニアが目指すのは『脱都会』。都市の喧噪から離れ、風光明媚な地域に引っ越していく方が多かった。ところが現在、シニアは便利な都市を選ぶ傾向にあります。郊外でも、近くに商業施設や公園などが揃って出かけやすい場所が選ばれていますね。美術館や博物館などが多い都市部なら知的好奇心を満たし、精神的な豊かさを得られます。

 もう一つの特徴は、住まいの中に人と交われる『仕掛け』を求める傾向が顕著なこと。最新のシニアは大規模な物件を選ぶ傾向があります。理由は共用部が充実しているからです。お茶できるカフェや蔵書が揃ったライブラリー、大浴場、プールなど多彩な共用部は日々を楽しむだけでなく、住人と顔を合わせて交流するきっかけにもなります。

 特に食事は「一人では味気ない」「みんなで食べたい」という意識が強い。入居者向けに食事を出すダイニングがあれば、こうしたニーズにも応えられます。

 居住機能に〝プラスアルファ〟を得られるのが、大規模物件の強みです。

 
 

──出かけやすい環境は、高齢期の引きこもり予防にもなりますね。

池本 そのとおりです。交通アクセスや買い物などの利便性は、実は健康維持にもつながる大切なポイント。駅から近いと電車に乗って出かける心理的なハードルが下がります。もちろん駅から離れた場所でも、近くにショッピングモールや大きな公園などがあれば散歩に出かける楽しみが生まれます。

 自由に外出を楽しめるのは、家事から解放されている点も大きいでしょう。年を取ると庭の手入れや家の掃除などの負担感が大きくなりますが、住み替えれば生活の負担はぐっと軽くなります。引きこもっていてはもったいないですよ。

──みなさん、住んでいた家はどうしているのでしょうか。

池本 多くの方は、引っ越して一、二年はそのままにされています。住み替え先と相性が合わなかった場合に備えて、戻れる場所を確保したいという思いがある。新しい暮らしに慣れてきたら、売却するケースが一般的です。賃貸に出したいという方もいますが、数十年暮らした住宅を貸し出すのは手間がかかります。

 古くなった家財や住宅を放置していると、いつか子どもたちがその始末を負担することになります。元気なうちに家や家財の処分をすませる配慮の気持ちも重要かと。

老後の孤独と健康への不安を解消する『縁居』という手段

──高齢期に住み替えをされた方は、どのような後押しがあったのでしょうか。

池本 孤独死を心配する方は多いですね。郊外の戸建てに一人で暮らしていると、いずれは向き合うことになります。

 シニアの方に「住み替え先でお金を払ってでも欲しいサービス」を聞いたところ、医療サポートが上位を占めました。多くの方が、ご自身の身にいつ、何が起きるかわからないという健康不安をお持ちです。そんな中で一人で暮らすのは心細いし、万一の際に周囲に迷惑をかけてしまうのも心配なのでしょう。

 孤独と健康への不安。老後の二つの不安を解消するのが、縁をつくる住まいへの住み替えです。最近はアクティブシニア向けの住まいが多様化し、サービスも充実しています。まずは見学に行き、どんな暮らしができるのか、自分の目で確かめてみてください。