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杉浦太陽さんが語るふるさと納税「日本の豊かな食や文化をわが家へ!」

ふるさと納税特集

地域の特産品をもらえることで人気の「ふるさと納税制度」。 12月になり、今年の納税先を検討している人も多いのではないか。 全国各地を飛び回り、ご当地の名産品などにも詳しい 俳優の杉浦太陽さんに活用法を聞いた。


──果物やキノコが盛りだくさん! これもふるさと納税の返礼品ですか?

杉浦 長野県中野市の返礼品です。番組のロケでご縁をいただき、個人的にふるさと納税もしているんですよ。

農作業を手伝う杉浦さん
農作業を手伝う杉浦さん

 仕事柄、全国のまちを訪問して地のもの、旬のものをいただく機会に恵まれています。どの地域の人々も、過疎化や少子高齢化などの課題に向き合いながら、魂のこもった美味しいものをつくり、風景を守ってくれている。ふるさと納税が、がんばっている地域への恩返しになればと思います。返礼品をもらっているのは僕なのに、恩返しというのも変なのかな(笑)。

──お子さんも食べ盛り。返礼品はやはり食べ物が多いのですか。

杉浦 そうですね。果物は子どもたちが喜びますし、お米や乾麺などの保存期間が長いものはありがたい。返礼品が届いたら、食卓で思い出話をしながら、僕が心を動かされた風景を子どもたちに伝えています。

中野市名産のフルーツに舌鼓
中野市名産のフルーツに舌鼓

 これからふるさと納税をする人へのおすすめは、同じ食べ物でも「三大うどん」「東西対決」などテーマを決めて取り寄せてみること。例えば牛肉でも、鹿児島県の黒毛和牛と青森県の短角牛では、育て方が違えば肉質、味わいなどがまるで異なります。醤油や味噌などの調味料も、土地の気候風土などで個性が違って面白い。日本という島国の中に、豊かな食文化があるんだと気づかされます。自己負担額2000円で、旅行に出かけたような満足感が味わえるっていいですよね。伝統工芸品なども多彩です。

──今後はどのようにふるさと納税を活用したいですか。

杉浦 これからは親子で一緒にふるさと納税の納税先を考えたいと思っています。日本の各地にどんな素敵なものがあるのか、子どもたちが調べ、考えていくきっかけにもなるはずです。

名産のきのこ汁つくりを手伝ったことも
名産のきのこ汁つくりを手伝ったことも

 ふるさと納税は日本の多様な地域を知り、そこで頑張る人々にエールを送る一つの手段。地域とわが家を結び、家族が笑顔になれる食卓ができればと願っています。


杉浦太陽(すぎうらたいよう)
大阪府出身。テレビ番組のロケで全国各地を訪問。長野県中野市の「食の大使」を務める。プライベートでは2007年にタレントの辻希美さんと結婚し、現在は3児の父親、今月第4子が誕生予定。