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小宮山 雄飛
2017/02/02

ドラマオタクの妻との夫婦生活を改善するには?

小宮山雄飛の「お悩み食堂」#1

(お悩み)順風満帆な夫婦生活なのですが、ただ一つ問題が……

 妻と結婚して5年、順風満帆な夫婦生活を送っているのですが、一つだけ問題が、それはずばり『ドラマ』。

 妻は大のドラマ好きで、毎日夕食が終われば食い入るようにテレビドラマに見入ってます。僕の方はテレビを全く見ないので、どうしても会話が噛み合わない。

 昨年は当然『逃げ恥』にハマり、毎日毎日『逃げ恥』の話題ばかり振られるのですが、全く理解ができない僕……。

 このままでは会話レスの夫婦になってしまいます、ドラマオタクの妻との夫婦生活を改善する手立てはないでしょうか。(36歳・男性・会社員)

 

(回答)虎ノ門「味覚」で石焼麻婆刀削麺を食べてみましょう

 実は僕もドラマをほとんど見ない方なので、あなたの気持ちはよく分かります。ニュースやワイドショーの話題ならまだしも、ストーリーも知らないドラマの内容についてああだこうだ言われても、会話のしようがないですよね。

 話は変わりますが、僕は激辛な食べ物が大好きです。お店に激辛メニューがあれば必ず頼みますし、家でもカレーなどなんらかの辛いものは毎日食べています。

 そういう意味では奥さんが日々ハマってるのがドラマで、僕の場合は激辛の食べ物という違いだけで、みんな何かに依存しないといられないのかもしれません。

 そんな激辛好きの僕がここ数年で最も辛いと思ったのが、虎ノ門の中華「味覚」の石焼麻婆刀削麺(激辛)。

 初めて食べる人は「絶対に食べれないヨ」と断られるほど危険な一品。

激辛のスープの中から麺が

 どのくらい危険かと言いますと、数種類の唐辛子と山椒、豆板醤など12種以上の四川スパイスを使ったとにかく激辛な麻婆ソースが、熱っせられた石焼きの器に乗って出てくるのですが、厨房から運ばれて来ただけで、なんとその煙と匂いの辛さにむせて、僕と仲間は全員一旦店の外に逃げ出してしまったのです!

 一口食べてめっちゃ辛いというのはよくありますが、食べる前に煙と香りだけで一旦退散しないといけないというのは、さすがに初めて。

 激辛マニアとして、食べる前から逃げるとは恥ずかしい限りでしたが、そこでふと思ったのです。

「逃げるは恥だが役に立つ」

 もしかしたら奥さんはこのことを言ってたんじゃないでしょうか?

 たしかに大の大人が食べもせず逃げるのは恥ずかしかったですが、一旦店の外で待ち煙が収まりさえすれば、激辛ながらも激ウマな魅惑の麻婆刀削麺が待っていました。

 ドラママニアと激辛マニア、ジャンルは違えど極めればこのように共通することも出てくるのです。決して同じドラマを見てなくても、夫婦が同じ気持ちになることはありますから、焦らずそれぞれの好きなものを日々楽しんでみてもいいんじゃないでしょうか。

 ちなみに今シーズンのドラマでは福本漫画が原作の『銀と金』なども話題のようですが、僕は銀だったら『銀笹』、金だったら『えび金』がお勧めです。あ、どちらも築地のラーメン屋の話です。

 

味覚

港区西新橋1丁目10−8 西新ビルB1F

03-6677-2666

https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13130295/

銀笹

中央区銀座8−15−2 藤ビル

03-3543-0280

https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13119563/

 

えび金

中央区築地6-23-5

03-5565-8553

https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13164977/

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