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日本女子バドミントンが強い理由は「ネットの高さ」にあった!?

2018/12/10
世界ランク1位の「フクヒロ」は共に熊本出身 ©共同通信社

 東京五輪に向けて日本のスポーツ界が盛り上がる中、最も強く、アツくなっているのが女子バドミントンだ。

 12月2日まで行なわれていた全日本総合選手権の女子ダブルスでは「リオ五輪金vsロンドン五輪銀」「世界ランク1位vs世界選手権金」と黄金カードが目白押し。女子ダブルスの最新世界ランキングは日本勢が1〜3位を独占し、トップ10には5組が入る。

「フジカキ」こと藤井瑞希&垣岩令佳組がロンドン五輪で日本勢初の銀メダルに輝いてからわずか6年。ここまで強くなったのはなぜか。

 まず挙げられるのは04年に来日した韓国人指導者、朴柱奉(パクジュボン)ヘッドコーチ(HC)の存在だ。バルセロナ五輪金メダリストの朴HCは、優れた指導力に加え、学校や実業団間のしがらみがない外国人であることを生かし、所属チームごとに強化していたトップ選手のナショナルチームでの活動日数を大幅に増加。互いに切磋琢磨する環境を整備した。

 土台ができあがってきたところでフジカキの成功が訪れると、14年には「タカマツ」こと高橋礼華&松友美佐紀組が日本勢として初の世界ランク1位を獲得。16年のリオ五輪では金メダルに輝いた。