“3球団が敬遠”清原和博に救いの手 立浪監督が絶対言いたかったこと

「週刊文春」編集部
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「人として、当たり前のことをしただけです」

 謙遜ぎみにそう語ったのは、沖縄で人命を救助した清原和博氏(54)。その舞台裏では別の“男気”も――。

2020年6月に執行猶予が満了した清原氏

 2月23日、那覇市の路上でバイクとレンタカーが衝突。そこに中日の2軍キャンプ視察のため、読谷村の球場に車で向かう途中の清原氏が通りかかった。

「清原さんは後部座席から飛び出し、負傷していた男性を肩に担いで避難させた。さらに同行者と共にバイクを路肩に寄せ、交通整理も行いました」(地元紙記者)

 2016年に覚醒剤取締法違反で逮捕されて以来、初めてプロ野球のキャンプ地を視察した清原氏。現役時代は西武、巨人、オリックスに所属していたが、今回はなぜ中日だったのか。

「中日の立浪和義監督(52)はPL学園で清原さんの2年後輩。PL野球部は『3年神、2年平民、1年奴隷』といわれるほど厳しい上下関係があった。今回は清原さんから訪問をオファーされた立浪監督が、鶴の一声で球団に認めさせたそうです」(スポーツ紙記者)

立浪監督はPL学園で甲子園春夏連覇

 今も球界には清原氏に対する“アレルギー反応”が残っているという。

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source : 週刊文春 2022年3月10日号

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