「『タレント候補を立てるべきでない』と都議を推す声も挙がったが、結局上層部が彼女に白羽の矢を立てた」(自民党都連所属議員)
7月に予定される参院選に、東京選挙区の自民党候補として出馬する元「おニャン子クラブ」メンバー・生稲晃子(53)。
政治部デスクが背景を解説する。
「定数6の東京選挙区では、6年前に自民党から朝日健太郎氏と中川雅治元環境相が当選したが、今回、中川氏が引退を表明。中川氏の『安倍派枠』を死守すべく、安倍晋三元首相の側近、世耕弘成党参院幹事長と萩生田光一都連会長が中心となり、候補者探しを行いました」
世耕氏らは「知名度のある女性」にターゲットを絞った。
「出馬に意欲を示していた片山さつき参院議員は、二階派離脱を巡って揉めたためにNGに。本命は1億総活躍国民会議民間議員を務めた菊池桃子氏でしたが実らず。安藤優子氏、菊間千乃氏らの名も浮上したが、最終的に『働き方改革実現会議』議員だった生稲氏に落ち着いた」(同前)
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source : 週刊文春 2022年4月14日号