黒島結菜の「ちむどんどん」する話

駅伝主将、一度は断られたデビュー、理系好き

「週刊文春」編集部
エンタメ 芸能 テレビ・ラジオ

「今から10年ほど前のことです。一目見た時に、全国区の女優になれる子だなと思いました。でも、落ち着いていて大人っぽい結菜(ゆいな)ちゃんは、明るい子が理想的なイメージガールとはちょっと違った。そこで、僕が特別枠として『沖縄美少女図鑑賞』を作って、雑誌に載ってもらったんです」

 そう語るのは、フリーペーパー「沖縄美少女図鑑」元編集長・西原伸也氏だ。

暢子は三姉妹の次女(NHKインスタより)

 沖縄が舞台のNHK朝ドラ「ちむどんどん」。料理人を目指すヒロイン・比嘉暢子を演じるのが、黒島結菜(25)だ。ちむどんどんとは、沖縄ことばで「心がワクワクする」。本土復帰50年を記念した作品で、地元出身の黒島はNHKの熱烈なオファーで起用された。

「『番組に携わる人の名前を覚えたい』と100人余りのスタッフに手書きの名札を作り、初顔合わせの日に配って感激させていました。地元の少女らしさを出すために、日焼け止めを塗らず撮影に臨み、出された料理も美味しそうにたいらげています」(NHK関係者)

 1997年、三姉妹の長女として生まれ、沖縄県糸満市で育った黒島。父親は脱サラして小さなIT系企業を経営し、石垣島で暮らす祖父母はパイナップルファームを運営している。実は、祖父はNAHAマラソンに15年連続で出場する健脚の持ち主。孫もその“いだてん遺伝子”を受け継いでいるという。

 第11話では暢子が陸上部の男子にかけっこで勝つシーンが描かれたが、小学校の同級生が明かす。

「結菜ちゃんは、小6の時に出場した駅伝大会で主将を務めていた。アンカーを走ってチームは優勝。中学ではバドミントンで、県ベスト8まで行きました」

2カ月99円で
この続きが読めます。

有料会員になると、
全ての記事が読み放題

2024GW 特大キャンペーン 誰でも月額プラン最初の2ヶ月99円 4/24(水)〜5/7(火)10:00
  • 月額プラン

    99円/最初の2カ月

    3カ月目から通常価格2,200円

    期間限定

  • 年額プラン

    22,000円一括払い・1年更新

    1,833円/月

※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

有料会員になると…

世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 解説番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る
  • 0

  • 0

  • 0

source : 週刊文春 2022年5月26日号

無料ニュースレター登録はこちら

今すぐ登録する≫

期間限定キャンペーン中!月額プラン2カ月99円

今すぐ登録する≫