「あなたはクビ!」
NHK朝ドラ『ちむどんどん』で、黒島結菜演じる主人公・暢子に何度もクビを宣告しているのが、レストランのオーナー・房子を演じる原田美枝子(63)だ。
沖縄の言葉で「胸がワクワクする」を意味するタイトルの今作。朝ドラ出演は、『水色の時』以来、実に47年ぶりの原田も、ワクワクしているようだ。
「厳しい役ですが、『最近、優しい役が多かったから“クビ”って言うのも格好いい』とノリノリ。黒島さんを可愛がっていて、沖縄出身の彼女と『沖縄はそばや豚肉が美味しい』と話をしていた」(NHK関係者)
58年、東京・大塚に生まれた原田。朝ドラの現場で「黒島とオーディションの話で盛り上がっていた」(同前)というが、芸能界入りの切っ掛けは映画のオーディションだった。
「最終選考で落選したが、芸能事務所から声を掛けられ、15歳で映画デビューを果たした」(芸能記者)
76年に『大地の子守歌』、『青春の殺人者』で数々の新人賞を受賞。大物俳優たちにも愛された。
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source : 週刊文春 2022年6月23日号