「若手としても、党としても、動揺しないように結束しよう」
安倍元首相の死後、自民党の若手議員らにそう呼びかけたのは、小泉進次郎前環境相(41)だ。
100人近くが所属する自民党最大派閥の安倍派(清和会)は、7月19日に幹部会を開き、会長不在のまま「安倍派」を継続する事に決めた。
「まず動いたのが派閥事務総長の西村康稔前経済再生相。安倍氏が搬送された奈良県立医大病院に駆けつけ、帰京後は同氏の自宅で弔問客の対応に当たった。その振る舞いに塩谷氏が『動きが露骨だよ』と漏らしたほどです。跡目争いを巡る混乱を危惧した塩谷立氏や下村博文氏が、会長を設けない『集団指導体制』を模索した」(政治部デスク)
塩谷、下村の両会長代理ら派閥幹部の他、松野博一官房長官、萩生田光一経済産業相らを「代表世話人」とする案である。
だが通夜があった11日には幹部が招集されたが、そこに萩生田氏や松野氏の姿はなかった。
「現職閣僚の二人は派閥役員でないため呼ばれなかったそうですが、派内に疑心暗鬼が広がった」(同前)
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source : 週刊文春 2022年7月28日号