偽の議員バッジで外務省侵入 官庁の警備が甘くなる理由

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「週刊文春」編集部
ニュース 社会

 元首相暗殺の衝撃も覚めやらぬ霞が関で、またも警備の不備が発覚した。偽物の国会議員バッジを付けて外務省に出入りしたとして、警視庁麹町署が8月31日、建造物侵入の疑いで藤本叶人容疑者(22)を逮捕したと発表したのだ。

 藤本容疑者は8月24日午後、スーツ姿に国会議員バッジを付け、外務省の本庁舎に正面玄関から堂々と出入りしていたという。

 警視庁担当記者の話。

「その日の夜に外務省から『不審な男が入り込んでいたようだ』と通報があり、藤本容疑者が浮上した。調べに対し、『偉い人の気分になりたかった。承認欲求を満たしたかった』などと供述しています。他に厚労省、国交省、経産省に出入りしていたことも分かっており、『この男がテロリストだったら……』と霞が関は大騒ぎになりました」

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source : 週刊文春 2022年9月15日号

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