9月2日夜、神宮球場の夜空に鋭い角度で放たれた打球は、瞬く間にレフトスタンドに吸い込まれた。ヤクルトの四番打者・村上宗隆(22)が今シーズン50本塁打を達成。日本人としては元巨人の松井秀喜以来、20年ぶりの快挙だった。“村神様”と称される男の勢いを止める策はあるのか。
「弱冠22歳での50本塁打達成は王貞治の24歳を抜いて史上最年少です。注目は王さんが記録した55本、さらに歴代1位のバレンティンの60本超えでしょう」(スポーツ紙記者)
村上は地元熊本の九州学院高を経て、2018年にドラフト1位で入団。同校野球部の坂井宏安前監督が長足の進歩に目を細める。
「入団後に肩や股関節の可動域を広げるトレーニングをしたといい、初めてストレッチを見たときは『こんなに(股関節が)開くんだ』と驚きました。去年と比べて体幹が強くなった」
プロ1年目は殆ど一軍に昇格せず、四番打者としての帝王学をみっちりと学んだ。ヤクルト元監督の真中満氏が語る。
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source : 週刊文春 2022年9月15日号