75歳の壁「脳卒中」を防ぐ8つの「食」と3つの「運動」

「週刊文春」編集部
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「75歳の壁」特集の第8弾は、70代の死因の第3位「脳卒中」。食の変化によってリスクが増えたこの病気に立ち向かうには、食の改善が必要不可欠。血管を健康にする食材の調理法や簡単なストレッチまで対策を徹底紹介する。

 ミスターが脳内出血で倒れた――。長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督(86)が救急搬送されたという衝撃の一報は、9月7日に日本中を駆け巡った。

長嶋氏は右手と右足に麻痺が残った

「長嶋さんは、6日に都内の自宅で転倒。尻もちをついた際に、後頭部を強く打っており、脳内からも出血が見られ緊急入院しました。2004年には、脳梗塞で倒れ、右半身に麻痺が残っています」(スポーツ紙記者)

 命に別状はなく、すでに一般病棟でリハビリを始めたという。山王病院(東京都港区)脳神経内科の相澤仁志医師が語る。

「以前、長嶋さんが発症された脳梗塞は、心臓でできた血栓が移動して脳動脈で詰まる心原性脳塞栓症で命の危険がありました。脳内出血というより頭を打った際に脳から出血した可能性があります」

 厚生労働省「人口動態統計」(2020)によれば、75〜84歳に限ってみると脳卒中の死亡者数はがん、心疾患に次ぐ第3位だ。しかし、怖さは別のところにもある。相澤医師が指摘する。

「脳卒中は寝たきりの原因第2位ですが、第1位の認知症の原因の3〜4割を占めるという研究結果があります。一度、発症すれば、治療をしても50%の方に後遺症が残ります」

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source : 週刊文春 2022年9月22日号

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