▶︎認知症予防 低アルコールビールを1日1缶
厚労省の調べによると2025年には、認知症患者が約700万人に達し、高齢者の5人に1人が有病者になると言われる。認知症は高齢者が、元気に活動するための高いハードルといっていい。
認知症の発症には、脳の衰えが影響していると話すのは、東京・葛飾区の金町駅前脳神経内科の内野勝行院長だ。
「脳内には、若い頃からアミロイドβと呼ばれるタンパク質の一種が、少しずつ蓄積されています。これは、いってしまえば、脳内のゴミ。溜まるとその毒性によって脳の神経細胞が死滅します。さらに記憶力に関係する脳の海馬が萎縮し、脳が衰えて認知症になるのです」
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source : 週刊文春 2022年10月20日号