▶︎麺類に足すなら サラダチキンとかまぼこ
▶︎誰かと食事で食欲を増す TV電話でもいい
健康のために自炊を心掛けようとしても、毎食料理するのは、面倒だと思う人も多いだろう。そんな時に便利なのが、スーパーやコンビニで売られている冷凍食品やお総菜だ。
塩分が高くなる印象があるが、ひと手間で変わるという。種類が豊富なカット野菜を使うことを勧めるのは、前出の大澤教授だ。
「炒め物用のカット野菜と肉をごま油で炒めると抗酸化成分のセサミンやセサミノールが摂れ、老化防止に役立ちます。試してもらいたいのは、温野菜。炒め物用のカット野菜を皿に敷き、総菜を上に並べて、レンジで温めるだけ。野菜と一緒に食べることで、総菜が薄味になり減塩効果が期待できる」
生野菜より温野菜の方が、量を食べることができるという。料理研究家の島本美由紀氏は、ゆでるだけのうどんや即席麺などを栄養バランスよく食べる方法を紹介する。
「うどんやそばだけでは、必要なタンパク質が全く摂れません。そこで、サラダチキンやかまぼこが調理要らずで便利。自分の好みのサイズにスライスして乗せるだけでOKです。最近は、すでにほぐしてあるサラダチキンも売られているので、包丁を使いたくない人は利用してください」
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source : 週刊文春 2022年10月20日号