「別に友達でも何でもない」

 10月18日、東京五輪組織委の高橋治之元理事が受託収賄罪で3度目の起訴となった。そんな高橋氏について、かつて小誌にこう語ったのがJOC(日本オリンピック委員会)前会長の竹田恒和氏(74)だ。

 社会部記者が解説する。

「大会マスコットの公式ライセンスを受けていたぬいぐるみの企画・製造会社サン・アローから高橋氏に賄賂が流れていた容疑で近く4度目の逮捕となる見通し。高橋氏の慶應大時代の後輩が運営するアミューズ社にサン・アロー側から約800万円が渡ったと見られる」

仏当局も捜査を続ける竹田氏

 東京地検はこれを足掛かりに本丸に攻め込む構えだ。

「この800万は竹田前会長の慰労会名目で集められたもの。すでに聴取を受けた竹田氏側は『受け取っていない』と主張していますが、特捜部が竹田氏まで狙うために本件を立件したと見られる。そのXデーが担当記者の関心事です」(同前)

初回登録は初月300円で
この続きが読めます。

有料会員になると、
全ての記事が読み放題

  • 月額プラン

    1カ月更新

    2,200円/月

    初回登録は初月300円

  • 年額プラン

    22,000円一括払い・1年更新

    1,833円/月

※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

有料会員になると…

世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 解説番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る
  • 0

  • 0

  • 0

source : 週刊文春 2022年10月27日号