「勘弁してほしいと思ったけど、体を張って止めるほどでもなかったから……」
岸田首相の側近が小誌にこう漏らしたのは、消費者庁の霊感商法検討会委員を務める菅野(かんの)志桜里弁護士(48)のこと。昨秋まで山尾志桜里名で国民民主党の衆院議員として活動していたが、最近は違う肩書でよく姿を目にするように――。
10月17日に『報道ステーション』(テレビ朝日)、20日に『ひるおび』(TBS)、22日に『ウェークアップ』(読売テレビ)、23日には『日曜報道 THE PRIME』(フジテレビ)と、最近メディアに登場しまくっている菅野氏。きっかけは統一教会問題だ。
「家族というのは人間にとって柔らかい弱い部分で、そういうところにつけ込んでいくやり方」(『ウェークアップ』)と、教団を痛烈批判するが、菅野氏が「家族」を語ることに複雑な思いをする人もいる。
小誌は2017年9月、夫と長男のいる菅野氏が、妻子ある倉持麟太郎弁護士とW不倫をしていたと報道。菅野氏は男女関係を否定したものの、事態混乱の責任を取って民進党(当時)を離党。半年後の18年2月、夫との離婚が成立した。
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source : 週刊文春 2022年11月3日号