赤色の缶に入った「サクマ式ドロップス」を製造する佐久間製菓が、来年1月20日に廃業することになった。急激な円安に伴う原材料、エネルギー価格の高騰などを背景に挙げている。
「昨年度の売上高は約15億円とされますが、2012年以降、ほぼ毎年のように赤字決算を強いられ、近い将来、債務超過に転落する恐れがありました。ただ、本社不動産などを保有しており、資産超過の状態だった。今なら取引先や従業員にも迷惑をかけずに廃業できる、と判断したのでしょう」(取引銀行関係者)
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source : 週刊文春 2022年11月24日号