1月5日、豊洲市場で恒例のマグロの初競りが行われた。青森県大間産の212キロのクロマグロに3604万円の最高値がついた。大間産が“一番マグロ”となるのは12年連続だが、現地を訪ねると……。
一番マグロを釣り上げたのは大間町の漁師、竹内正弘氏(71)。一番マグロは5年ぶり7回目。2016年から18年には3年連続で獲得している伝説の漁師だ。漁師仲間に聞くと、
「あの人の親は海藻などを獲る漁師だったが、本人はもともと大工。社長を務める竹正工務店は建設業も営んでいて、50歳近くなってから漁師になったんだ。本人も『まだ漁師としては幼稚園だ』と言ってるよ」

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source : 週刊文春 2023年1月19日号






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