「まさか大統領が直接出迎えてくれるとはなあ」
1月13日、首相就任後、初めてワシントンを訪問し、アメリカのバイデン大統領と会談した岸田文雄首相。終了後、周囲に興奮気味にそう語った。
岸田首相は、1月9日のフランスを皮切りに、1週間で5カ国を歴訪する強行日程をこなした。政治部デスクが解説する。
「5月に広島で開かれるG7サミットの参加国との顔合わせです。当初はヨーロッパと、北米訪問を分ける予定でしたが、米側の都合で前倒しに。外相を長く務めた岸田氏は体力に自信があるようで、むしろ強行軍であることに乗り気になった。『詰めるだけ詰めてくれ』と指示。結果、フランスではマクロン大統領以外にも、3人の要人と、それぞれ30分以上会談。その次のイタリアでは、5時間ほどの滞在でイギリスへと飛び立っています」
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
source : 週刊文春 2023年1月26日号