4月4日から9日にかけて行われた競泳の日本選手権で池江璃花子が四冠を達成、世界選手権(7月・福岡)の日本代表に選出された。個人種目での世界大会代表は白血病で休養する前の2017年世界選手権以来実に6年ぶり。最初の種目となった100メートルバタフライでは三番手からゴール直前に大逆転という劇的優勝に、場内インタビューで「勝てないと思って臨んだレースでしたが自分を信じて泳ぎました」と涙を浮かべた。

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source : 週刊文春 2023年4月20日号