森友学園に続き、公文書書き換え疑惑が発覚した加計学園の獣医学部新設問題。小誌は新たな疑惑を示す公文書を入手した。
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小誌が先週号で報じた公文書書き換え疑惑は、内閣府から指示を受けた今治市が、国家戦略特区ワーキンググループの議事要旨から加計学園職員の発言を削除したというもの。
「報道を受けて16日には、市役所で臨時の庁議が開かれました」(社会部記者)
今治市は、件(くだん)の公文書は二つ存在するので、書き換えではないとし、梶山弘志地方創生相は16日の会見で「(内閣府が公開する議事要旨の)確認を行っただけのコンタクトだ」と、内閣府からの「指示」ではなく、「確認」だとした。
今治市民ネットワークの村上治共同代表が嘆息する。
「17年6月から12月の計4回の開示請求に対しては、全て書き換え後の公文書が開示された。書き換えを指摘すると、今度は同じ日付の二つの公文書を開示しました。二つあるので、書き換えではないという理屈ですが、最初の公文書には黒塗り部分が残ったまま。ここに加計学園職員の発言があるはず。黒塗り部分を開示すれば、疑惑は晴れるはずです」
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source : 週刊文春 2018年3月29日号