マイナポイントの他人への付与173件、公金受取口座の家族名義13万件……。マイナンバーを巡る問題が続出する中、他人の年金記録が閲覧できるケースが約170件もあったことまで発覚した。
マイナンバーカードを使って行政手続きができるサイト「マイナポータル」。自身の年金記録にアクセスすると、他人の内容になっているトラブルが報じられたのは6月9日のことだ。
「総務省は地方公務員共済の1件のみと発表したが、朝日新聞と読売新聞は、少なくとも約170件に及ぶと報じた。個人情報が他人に見られる状況にあったのは大問題。河野太郎デジタル相は『私に対する処分をやらなければ』と発言しています」(総務省担当記者)
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source : 週刊文春 2023年6月22日号