7月6日の東京株式市場で半導体設計のソシオネクスト株がストップ安を演じた。この日、同社株は前日比23%安まで暴落。他の半導体関連銘柄にも売りが波及する「ソシオ・ショック」の様相を呈した。

「5日の取引終了後、大株主である富士通、パナソニックホールディングス、日本政策投資銀行が3社合わせて約4割を保有する株式を全て売却すると発表したためです。売却額は計約2800億円。大株主が一斉に株式を売り抜ける異例の事態です」(経済部記者)

 だが、ソシオの株価は年初から約3倍に上昇していた。半導体設計やシステム構築で高い技術も持ち、不正など“問題案件”が発生したわけでもない。

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source : 週刊文春 2023年7月20日号