個人情報の漏洩など、トラブルが多発しているマイナンバー問題。その責任者は本来、河野太郎デジタル相(60)のはずだが……。

 河野氏は昨年8月の内閣改造でデジタル相に就任。2カ月後の10月、突如ぶち上げたのが「マイナ保険証」への一本化だ。「マイナカードには税や年金、医療情報などは含まれていない」とし、情報漏洩リスクはないと強調してきたが、

「今年3月以降、横浜市や足立区などで、マイナカードを使ってコンビニで証明書を受け取れるサービスで、別人の住民票が発行されるミスが相次いで報告されました」(社会部記者)

マイナ保険証のカードリーダー

 だが、河野氏は5月9日の記者会見で、

「富士通Japanという会社が開発したアプリケーションを原因とするもの」

 などと、システムを開発した富士通の100%子会社に責任転嫁したのだ。

富士通JapanのHP

 それだけではない。マイナ保険証に別人の個人情報が紐付けされていた問題が発覚し、5月12日の記者会見で「デジ庁の責任では?」と問われた際も、

初回登録は初月300円で
この続きが読めます。

有料会員になると、
全ての記事が読み放題
コメント機能も使えます

週刊文春電子版に超おトクな3年プラン59,400円が登場!月額プラン36ヵ月分と比べて19,800円、年額プラン3年分と比べて6,600円おトク!期間限定12月2日(月)まで!

キャンペーン終了まで

  • 月額プラン

    1カ月更新

    2,200円/月

    初回登録は初月300円

  • 年額プラン

    22,000円一括払い・1年更新

    1,833円/月

  • 3年プラン

    59,400円一括払い、3年更新

    1,650円/月

    オススメ!期間限定

※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

有料会員になると…

世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 解説番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る
  • 0

  • 0

  • 0

source : 週刊文春 2023年7月20日号