2019年の参院選の買収事件で、実刑判決を受けた河井克行元法相から現金を受け取った元広島市議の木戸経康被告(67)を取り調べた東京地検特捜部の検事が「買収されたと認めれば不起訴とする」ことを示唆した取り調べの録音データがあることが21日、明らかになった。再び検察不信の引き金となるのか。司法担当記者が明かす。

「録音データの話は21日の朝刊で読売新聞が一面トップで報じ、その日の午後、元市議の弁護士が地元の広島市で会見して公表しました。公選法違反での適用は認められていない司法取引をしたのと同じで、不起訴という“アメ”を与えて認めさせる『利益誘導による自白の疑い』があり、最高検も関心を持っています」

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source : 週刊文春 2023年8月3日号